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2016年2月4日木曜日

【貴方の知らない看取り介護の世界】 ~ネットでも見つからない情報!?~

 介護士の貴方も、家で介護をしている貴方も、介護に興味がある貴方も、更には介護を受ける可能性のある貴方も知っておくべきことを書きます。

 これは恐らくインターネットで調べても中々出て来ないようなレア情報ですので、是非最後まで読んでみて下さい。

 書いていく内容は【ターミナルケア(看取り)】についてです。


 人の体が衰えていく時に最後まで残る感覚があります。
 ここで言う感覚とは
【味覚】

【視覚】

【聴覚】

【触覚】

【嗅覚】
の5感のことです。


 この中で最後まで残る感覚。
 介護福祉士の試験勉強でも出てくることですので知っている人も多いかもしれません。

 正解は聴覚です。

 外見ではもう死を待つだけのような状態で、声掛けしたり、触ってみたりしても反応が無くても、実は耳は聞こえていたりします。

 はい、ここまではインターネットで【ターミナルケア 聴力】で調べれば出てきます。



 ではここからは一般的な情報ではなく、件名にも出したレア情報です!

 ここまでの情報で、もしかしたら貴方は
「そんなの常識でしょ?」
と思ったかもしれません。

 では貴方にお聞きします。


 この聴力しかない状態から実際に生還した人の体験を聞いたことはありますか?
 つまり、臨死状態での体験、臨死体験です。


「死んだ人と会った!」とか、

「三途の川があった!」とか、

そういったオカルトではない生の声を聞いたことはありますか?


 それを今からお話しします。


 と言うことで、実は私は一度死にかけて、聴力だけの世界を体験しています。


 経緯は省略しますが、体験したのは高校生の時です。

 白目を剥いて、全身痙攣で体が動かせないまま倒れました。
 後から聞くと泡も吹いていたようです。

 視界は立ちくらみの時に少しチカチカする星が全てを覆う感じに失われていきました。

 触覚もマヒしているのでどのように倒れ込んだのかはわかりません。

 しかし、一般的に言われている通り聴覚残っていました。
 もちろん15年以上前のことですから聴力が残るなんてこと当時は知りませんよ。

 全身に感覚はないのですが、誰が今どこに居て、何をしているのかがわかるんです。

 つまり自分の周囲の状況を客観的に把握できるんです。


 何故か?
「幽体離脱!!!!」
とは言いません。

 それほどまでに聴力が研ぎ澄まされている状態なんです。
 他の感覚が全て無くなっている分、聴力だけ能力を凄く増すんです。



 貴方は臨死状態では他の感覚と同様に聴力も【残るだけ】でドンドン衰えていくと思っていませんでしたか?
 このように、ただ聞こえるだけなのではなく、能力が増すんです!

 だから看取り対象者の周囲で病気のことや、亡くなった後のことを話してはいけないと言われますよね。


 聴力だけの世界がイメージしにくいと思いますので、イマイチ伝わらないかもしれませんが、聴力だけで周囲の状況を把握できるほどですからね!

 どの程度の距離まで把握できるのか?
 私の倒れた場所は建物の外だったのですが、最寄の建物の部屋の中の動きまでわかりました。


「今誰が先生に言いに言ってる。」

「あ!今先生が応答して向かって来てる」

「今左側に誰、右側に誰が居て、どの辺りに触れている」

「今誰と誰に抱えられて、こんな感じに運ばれている」
等々全部把握していました。


 ただし、感覚もなければ、体を動かすこともできないんです。
「幽体離脱と言われる体験はこのことを言うのかな?」
と思うほど客観視できていました。


 感覚がないので不思議なんです。
 恐怖はなく、ふわふわしていると言うか、何と言うか・・・【客観視】
 やはりこれが一番シックリ来る表現です。

 何度も言いますが、これらを把握しているのは全部聴力だけで、ですからね。



 この体験をした者の一人として言わせてもらうと、看取りの人に対しての声掛けは本当に意味があることです。

 手を握ってあげることにも意味があります。二重作巡査
 触覚がなくても、聴力で把握できています。

鑑識
 先程も言いましたが、この時には自分のこととして主観視ではなく、客観視してしまっている感覚なので、生への執着がない状態です。二重作英雄

 それを客観視ではなく、主観。

「自分自身に起きていることなんだ!」
と認識させるために名前を呼びつつ声掛けや触れることはとても力になると思います。


 看取りの人はまだ生きています。
 貴方以上に周囲が見えています。

 是非心に留めておいてください。

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