と言うよりも、実質的にはまだ冬ですよね。
まだまだ安心できないのがノロウイルスやインフルエンザ。
どちらも感染するととても辛く、高齢者に至っては下手をすると命にも係わります。
介護士は職場にマニュアルがあると思いますので良いのですが、問題は自宅で介護をされている家庭ですよね。
今回はノロウイルスにかかってしまった場合について書きます。
主に高齢者を介護する場合について書きますが、子供や他の家族が感染した場合にも活用できます!
【症状】
発熱、腹痛、下痢、嘔吐、嘔気 など。
特に嘔吐と下痢は重いケースが多く、脱水が一番怖いので注意が必要です。
【感染経路】
経口感染(2枚貝の生食 など)
接触感染(調理者の手の汚染 など)
空気感染(嘔吐物等の処理が不十分でウイルスが舞い上がる など)
感染力が非常に強く、1~3日くらいの間に発症。
【予防対策】
経口感染、接触感染はしっかりと加熱処理したり、調理器具の消毒、手洗いなどをしっかりと行っていれば問題ありません。
自宅で知識がないと行えないのが空気感染の予防です。
ノロウイルスは感染者の嘔吐物や便などの排泄物に大量に含まれています。
そして、その処理が不十分だと乾燥後に空気中に舞い上がり、それを吸って感染します。
ノロウイルスの感染経路ではこれが最も拡大する感染の仕方です。
嘔吐物、嘔吐場所周辺、汚染衣類、嘔吐物を処理した時に使用した道具、排泄時のトイレ、感染者の触った部分等々は全て消毒。
感染者と関わる時には3層織以上のマスク、使い捨てゴム手袋を着用。
感染者の入浴等は最後にし、消毒も行う。
【消毒液】
消毒液には効果や特性によって様々な種類があり、何でもかんでも殺菌力がある消毒液を使用すれば良いわけではありません。
すぐ思いつく物としてアルコール消毒があると思います。
しかし、ノロウイルスは耐アルコール性が強いため、アルコール消毒では意味がありません。
ノロウイルスに効果があるのは次亜塩素系の消毒液、つまり漂白剤です。
これを用途に合わせた濃度に調整して場面・場面に応じて使用します。
濃度調整の時に使用される単位が【ppm】です。
最近流行りの水素水で聞いたことがある人もいるかもしれせんが【%】の1/10000の濃度です。
聞き覚えのない単位で計算が大変でしょうから、濃度の作り方をズバリ言います。
「数字を見ること自体が大嫌いっ!」
と言う貴方にはこちらをオススメします。
衣類を漬け込むには濃度が濃すぎて、嘔吐物を消毒するには薄すぎるのですが、それ以外の手すりや便器、食器類等の消毒には適していますし、スプレータイプなので使いやすいです。
【家庭での消毒液作成】
●1000ppm
(嘔吐物の処理用)
<家庭用漂白剤(ハイター等)を使用する場合>
水1リットルに漂白剤20~25ml
<家庭用消毒液(ミルトン等)を使用する場合>
水1リットルに消毒液300ml
●200ppm
(手すり消毒や衣類の浸け込み等)
<家庭用漂白剤(ハイター等)を使用する場合>
200ppm=水1リットルに漂白剤4ml
<家庭用消毒液(ミルトン等)を使用する場合>
水1リットルに消毒液60ml
フタを使用して量を計測しても良いですが、微調整が難しいならこちらをオススメします。
施設ではこのようなチップと言われる注射型の物をよく使用します。
※似ているだけで注射器ではないので、
「買ったら覚せい剤云々を疑われる!」
等の心配はいりません!
【治療】
ウイルスを嘔吐や下痢によって排泄するのみ。
治療薬は存在しません。
そのため、水分が不足すると改善も遅れますし、脱水症になる恐れが高くなります。
しかし嘔気であまり水分を摂取したくないと思います。
そのため少量でも効率良く摂取でき、脱水状態だと味も良く感じるこちらの経口補水液OS1をオススメします。
点滴をするよりも体への負担が軽く、良いと言われている飲料です。
少し余裕があるなら乳酸菌を摂取しても良いと思います。
「下痢をしているのに乳酸菌って大丈夫?」
このような言葉を多く聞きます。
はい、大丈夫です。
ヨーグルトではなく乳酸菌ですので。
ヨーグルト等で下痢を起こす原因は乳製品に含まれている乳糖と言う成分です。
そして乳酸菌は乳製品にしか生息できないわけではありません。
だから乳製品ではない乳酸菌商品を選択すれば問題ないんです。
鑑識
そんな中でも今回紹介している乳酸菌は体全体の免疫力を向上させる能力が極めて高いと言われている乳酸菌です。二重作巡査
しかしプラズマ乳酸菌は赤ちゃんにはあまり意味がありません。
なぜなら、赤ちゃんには全身の免疫力(白血球依存)がまだ存在しないからです。
赤ちゃんの免疫力はほぼ100%腸内環境免疫に依存しています。
そのため、腸内の環境に影響を与えるモノじゃなければ意味がないんです。
赤ちゃんの免疫力を高めるのに最も良いのはラクトフェリンと言うタンパク質です。
【赤ちゃんを育てるなら母乳が良い】
と言われる理由の成分です。
これはヨーグルトに含まれている、又は高価、あるいは錠剤がほとんどです。
そのため、乳製品ではなく、粉末で、安めとなるとこの商品です。
二重作英雄
走り書きで、あまり細かい部分まで言えていないかもしれませんが、最低でも気を付けることは脱水と消毒。
これだけは是非対策をして下さい!
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