【被介護者の不眠】があるのでは?と思います。
被介護者なんて言うとわかりにくいですかね?
【利用者】【介護を受ける者】のことです。
被介護者が寝ない時に貴方はどうしますか?
「放置」
「部屋に閉じ込める」
「付きっ切りで見守り」
「睡眠導入剤で落とす」
等でしょうか?
実際これらが多いと思いますし、それでも良いのですが、介護者も被介護者もどちらにも負担が大きいですよね。
確かに睡眠導入剤の使用は有りです。
眠れない方が苦痛ですから。
しかし、最初から行うモノでもありません。
長期連用すると成分が溜まっていき中毒類似症状を起こすこともありますので。
そこで私が提案するのは睡眠環境改善の方法です。
貴方に質問をします。
横向きで寝る時に睡眠にとって良い角度は何度くらいですか?
介護福祉士だったり、資格を持っていなくても、介護士の貴方!
安易に30°なんて答えてしまったのなら、貴方は素直ですが、視野は狭いです。
介護士じゃない貴方は30°がなんだかもわかりませんよね。
横向きで寝る時に【褥瘡(床ずれ)の予防に最も良い】とされている角度のことです。
勘が良い貴方はわかりましたね?
30°は【褥瘡(床ずれ)】に良いだけです。
良い眠りを作るために良いわけではないんです。
良い眠り、体が楽な姿勢は介護士の貴方も、介護士じゃなくても普通免許を持っている貴方は知っているはずです!
約90°、安楽の姿勢、回復体位です。
余談ですが、睡眠の姿勢。
適切な知識がないと不眠だけではなく、拘縮の原因にもなるそうです。
プロから言わせると拘縮とは適切な知識のない介助者からの人災だそうです。
さて、もう一つ常識を崩しましょう。
つい体に良いと思って、寝る前にやっていることはありませんか?
特に介護施設では夕食時に良く見かけます。
しかしその行為、良いと思ってガンガンやっていますが睡眠を邪魔する大きな要因です。
それは寝る前の水分摂取です。
これも褥瘡(床ずれ)予防と考え方を同じにして下さい。
寝る前の水分摂取は【良い睡眠のため】でしたっけ?
違いますよね。
脳梗塞、心筋梗塞など、血管の詰まりの予防ではありませんでしたか?
つまりこれも良い睡眠のための行為ではなく、血管の詰まり予防限定の良い事なんです。
利用者個人の状態や睡眠状況等を良く見もせず、何でもかんでも水分をガブ飲みさせると寝れなくなることがあります。
この理由は簡単で、尿意や排尿行為は体に強い刺激になるからです。
尿意はわかると思いますが、尿意がない人でも排尿するとその行為自体には刺激があります。
それでも、この季節ならノロウイルス・インフルエンザ等の病気で、水分を沢山摂取してもらいつつ、寝てもらわなければならないなんて状態もあるかもしれません。
そんな時の水分摂取に適しているのはOS1です。
OS1ってどんな水分か知っていますか?
これは経口摂取しても、ほぼ全てが30分くらいで水分として吸収されるモノです。
ほぼ全てが体に取り入れられるので効率的に水分摂取が素早く行えます。
だから熱中症対策に良いと言われています。鑑識
水やスポーツドリンクは全部は吸収されず、余分は尿としてそのまま排出されます。
しかも吸収速度も何時間もかかるようです。
点滴は血管から直接入れるので全部即吸収されますが、体への負担が大きすぎる欠点もあります。
そのため、体への負担もなく、ほぼ全てが吸収され、しかも早い。
これらのことから、水分が足りない脱水状態にはOS1が最適とされています。
体に水分が足りていると味が不味くなり、水分が不足していると美味しく感じるので摂取量の調整もできるんです。
これらの特徴から尿意を引き起こしにくくする調整が可能なんです。
今回は常識を崩すって意味での記事だったので2個紹介だけでしたが、睡眠改善を行うのであればもっと手段は沢山あります。二重作英雄
認知症が原因なら周辺症状をしっていればそちらからのアプローチができます。
感情失禁を起こしてしまう場合にはそれを鎮めるドイツで導入されているセラピー方法もあります。
眠気を誘発する体温変動を知っていれば室温調整やアイス枕などで対応できます。
眠気を誘発する食べ物。
眠りの種類を知っていれば常に気を遣う必要もなくなります。
等々睡眠改善のために出来ることって結構沢山あるんです。二重作巡査
それらについてはまた後日と言うことで、今回はこの辺りで!
それではまた!
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