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2016年1月31日日曜日

【介護福祉士実技試験で1番重要!?】  調度良い言葉遣い

 先日介護福祉士の筆記試験が終わり、自己採点で自信のある貴方は実技試験に向けて練習を開始し始める時期かもしれません。

 今回は介護福祉士実技試験最も重要と言われている声掛けにも関係する内容です。

 先程サラッと言ってしまいましたが、職場等で実技試験対策をしてもらえない貴方に一つだけ!

 実技試験は適切な声掛けが最も重要です!

 声掛けがシッカリとしていれば、最悪トランス時に利用者を落としても合格するほどです!
 実技試験に関してはまた後日書きます。


 さて、試験じゃなくても、老人ホーム等の介護現場
「改善しましょう!」
と言われることの一つに

接遇上の
【言葉遣い】
があります。

 貴方は丁寧な言葉と聞くと謙譲語、丁寧語、尊敬語等の表現を思い出すかもしれませんが、今回はそのように言葉自体が変化してしまうものではなく、丁寧さの段階についてです。

 と言うことで、言葉の丁寧さには段階があります。

 例として、相手に確認を取る時の言葉を挙げます。

 雑な表現から
【これでいい?】
【これでいいですか?】
【こちらでよろしいですか?】
【こちらでよろしいでしょうか?】
【こちらでよろしゅうございますか?】
【こちらでよろしゅうございますでしょうか?】

 パッと見て気付いたことはありませんか?


 はい、丁寧になればなるほど、文字数が多いんです。
 勿論無暗やたらに何でもかんでも、長くすれば良いわけではありませんが、そのような法則があるんです。


 さて、ここで重要になってくるのが、介護の現場でどの段階の言葉を使用すれば良いのか?
と言うことです。


 上司から
「言葉遣いを丁寧にしなさい!」
と指導があってもどの程度の丁寧さにするかの具体性まで言われることはありませんので、現場では

「あんまり丁寧にしてしまうと他人行儀過ぎて堅苦しい施設になってしまう。」
反発が起こり、指導の意味がなくなってしまいます。

 反発心から、指導した上司の言動を事細かくチェックし始める職員も出てきます。



 では、貴方は介護現場でどの段階の言葉遣いが良いと思いますか?

 正解は臨機応変に!です。


 このように言うと
「結局具体的に何もわからないんじゃないか!」
との声が聞こえてきそうですよね。

 この質問、実は質問の段階から既に間違いなんです!

 【貴方はどう思いますか?】
としているからです。


 重要なのは介護士ではなく、その言葉を受ける利用者側がどう思うかです。

 軽い言葉では不快に思う人もいれば、丁寧過ぎることが不快な人もいるんです。

 そういった意味で臨機応変な必要があるんです。


 つまり相手を一人一人個別に見ないと対応できません。
 個別ケアの基本中の基本ですよね。


 それでも統計はあります。

 介護を受けている高齢者本人が不快に思わない、一番適切だと感じる言葉遣いについてのアンケート結果があります。


 一番不快じゃない言葉遣いは、ほぼ同等で
「こちらでよろしいですか?」
「こちらでよろしいでしょうか?」
だそうです。


 最後に、これと同等の丁寧さで、日常的に使うような言葉を列挙しますので参考にして下さい。

 これは介護士目線でもなく、上司目線でもなく、実際に言葉を掛けられる利用者側が良いと思うものですからね!

 これでも堅苦しいとか、軽すぎると感じる貴方は根本的に言葉遣いを考える気持ち自体がなく、自分本位なだけかもしれません。

【よろしくお願いいたします。】

【私は○○と申します。】

【はい、承ります。】

【承知いたしました。】

【確認してまいります。】

【少々お待ちください。】

【お手伝いいたしますか。】

【いたしかねます。】

【申し訳ございません。】

【教えていただけますか。】

【お待ちいただけますか。】

【体調はいかがですか。】

【拝見いたします。】

等々です。二重作英雄


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二重作巡査

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