カメラのことと言われるとそれだけで難しく感じてしまうかもしれませんが、重要ですし、そんなに難しくないので付いて来て下さい!
そしてキレイな写真を残せるようになりましょう!
介護職は女性が多いですし、男性でもカメラの細かい機能を知らない人は多いです。
しかし写真を撮る機会は結構多いですよね?
誕生日
行事
広報誌
その他
等々
そのような時にこんな経験はありませんか?
【何度撮影してもブレてしまう】
【利用者の後方が真っ暗になってしまう】
【シャッターが押せない(撮影できない)】
これらは全部、カメラの機能の一部を理解していれば解消できます。
<解消するために知っておいて欲しいこと>
【光の強さ】
【シャッター速度】
です。
カメラのこととして見ると難しく見えるかもしれませんが、別意はありません。
このままの意味です。
光の強さはその場が【明るいか暗いか】ってことです。
つまりまず重要なことはその場の明るさです。
次にシャッター速度。
これも簡単です。
カメラはシャッターボタンを押すと
【シャッターが開く】→【シャッターが閉じる】
この一連の動作を自動で行い、撮影をします。
この一連の動作の速さがシャッター速度です。
ちなみに、
シャッター速度が速いとシャッターが開いている時間が短く
シャッター速度が遅いとシャッターが開いている時間が長く
なります。
まずここまでは大丈夫ですかね?
<手振れの原理>
シャッターが開いている時に手が震える等のブレが起きるから。
以上です。
つまり手振れはシャッターが開いているときにブレなければ解消です。
それでもブレてしまうのは、自動でシャッター速度が遅く調整されているためです。
先程言いましたね?
シャッター速度が遅いとシャッターが開いている時間が長くなると。
<シャッター速度の速い、遅いが決まる要因>
手振れしないようにするためには、シャッターが開いている時間を短くすることです。
このシャッター速度の速い、遅いは何を基準で調整されているのか?
それは光の強さです。
つまりその場の明るさです。
明るければシャッター速度は速くなり、手振れし難くなります。
暗ければ シャッター速度は遅くなり、手振れしやすくなります。
この辺りでちょっと混乱し始める人も出てくるかもしれませんが、
「結局どうしたら良いの?」
を最後に書いていますので、あまりわからなくても最後まで付いて来て下さい!
<解消方法>
手振れ予防のためには明るい場所で撮影すると良いんです。
しかし、夜だと室内でもかなりシャッター速度は遅くなり、手振れしやすい設定に自動で調整されてしまいます。
では足りない明るさはどうするか?
そこで出てくるのがフラッシュです。
外付けのストロボまで使う人はそうそういないでしょうから、フラッシュだけについて話します。
フラッシュは強い光を当てて、足りない光を補充しますので、まず手振れしないような撮影が可能になります。
<利用者の後方が真っ暗になってしまう理由>
ここまで見るとフラッシュが万能に見えますが、実は欠点もあるんです!
それが【光が届かない部分全てが暗くなってしまう】ってことです。
余計に混乱させてしまうので原理は省略します。
そのためフラッシュで撮影すると昼間でも後ろが真夜中のように撮影されてしまうんです。
フラッシュを使用することが利用者の後方が真っ暗に撮影されてしまう不具合の原因です。
<解消方法>
外付けストロボのマニュアル設定による撮影なら解消可能ですが、一眼レフカメラを2台同時に利用するくらい難しくなるのでフラッシュだけで説明します。
これの解消方法はフラッシュを使用せず、シャッター速度を遅くして撮影することです。
「万能だと思ったフラッシュよりも良い方法ならシャッター速度を遅くした撮影が万能?」
そう思った貴方!
あることを忘れていますよ!
そもそもフラッシュを使用した理由はなんでしたか?
シャッター速度が遅く、手振れを起こすからフラッシュを使用したんですよね?
つまり
【フラッシュを使用=シャッター速度速い】
→ 後方が真っ暗、手振れしない
【フラッシュ未使用=シャッター速度遅い】
→ 後方も明るい、手振れする
どちらかの不具合が残ってしまうんですね。
さて、これでは結局何も解決せず、振り出しに戻ってしまいました。
しかしこれらの原理を理解していることは重要なんです。
するとどちらも解消する手段が見つかります。
勘が良い貴方ならわかると思いますが、この場合での万能な撮影方法はこれです!
【フラッシュを使用せず、カメラを固定して撮影すること】です。
三脚を使用するのはそういうことです。
手振れせず、後方も綺麗に撮影するため、カメラを固定したまま撮影する用具です。
しかし、介護現場で三脚を準備しての撮影は難しいかもしれません。
ではどうするか?
それは机や椅子などなんでも良いので、安定した物の上に置いて撮影することです。
専用器具がなくても、固定さえできれば解消しますので、椅子に置いて撮影で問題ありません。
<シャッターが押せない(撮影できない)>
この不具合は、ここまでとは全く関係ありません。
これはオートフォーカス(ピント等自動調整機能)特有の不具合です。
この不具合は知らない人もいるかもしれませんが、ピントが合わないためにシャッターが押せない(撮影できない)と言う現象が起きるんです。
これ以上長々と言うと混乱するかと思いますので原理は省略して、解消方法だけ言います。
<解消方法>
● 角や際がハッキリ・クッキリしている部分でシャッターボタンを半分押す。
※ シャッターボタンは最後まで押し切らずに、軽く半分押すと色々な情報が表示される機能があります。
● シャッターボタンを半分押した状態のまま、撮影したいところに合わせる。
● 撮影したい対象のところでシャッターボタンを最後までシッカリと押して撮影。
今回はちょっと難しかったですかね?二重作英雄
しかし、これらだけ知っていれば介護職員としては問題なく、ある程度臨機応変に写真の撮影が行えます。
写真を張り出して飾る施設やサイトに載せる施設では特に役に立つ知識ですよ!二重作巡査
写真が綺麗か汚いかで利用者の喜ぶ気持ちや周囲への印象が全然違いますからね!鑑識
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